野菜はどのような食べ方をしていますか?
・生でそのままサラダ
・炒める
・茹でる
などの方法があるかと思いますが、一番簡単で美味しい食べ方は蒸し野菜だと感じます。
甘みが強くなり、味付け無しでも野菜のうま味と甘みだけで食べれます。

蒸し野菜のレシピを取り入れると?
□野菜の調理方法で悩まなくなる
□あえ物料理の工程が省ける(茹でる、水をきる、食べやすい大きさに切る)
□蒸し野菜は、ほったらかし調理が出来るので、他のメイン調理に集中できる
□野菜の栄養が丸ごと摂れる

 

蒸し野菜のメリット

野菜は蒸した方が、茹でるよりも栄養素の損失が少なく、一般的に良いとされています。特に、水溶性ビタミン(ビタミンCやB群、カリウムなど)は、茹でるとお湯の中に流れ出てしまいますが、蒸すことでその流出を最小限に抑えられます。

栄養が保持される

 水に溶けやすいビタミンCなどは、茹でた場合に比べて蒸した方が損失が少なくなります。(ビタミンCの損失は茹でると40〜50%、蒸すと約20%)

美味しさが凝縮される

 食材本来の旨味や甘み、食感が守られ、深い味わいがでるので、余分な調味料は必要ありません。

老化物質「AGEs」を増やさない

AGEs(終末糖化産物)は、皮膚や血管の老化やさまざまな病気の引き金になると考えられています。
揚げ物などの高温での調理ではAGEsがより多く発生します。


ヘルシー

 油を使わないため、カロリーを抑えられます。
後片付けも鍋を洗うだけで簡単です。


消化しやすい

 加熱により野菜が柔らかくなり、生よりも量を摂りやすくなる上、歯や胃腸への負担も減らせます。
蒸し野菜は、お通じもよくなるようです。

調理が簡単

切って蒸すだけで、ほったらかしに出来るので、調理が簡単です。
火にかけている間に他の作業が出来ます。野菜から甘みやうま味が出るので、ほぼ味付けもいりません。

※備考
蒸し野菜は油分がないため、人参などに含まれるβ-カロテン(体内でビタミンAに変化)などの脂溶性ビタミンの吸収率は低くなる可能性があります。オリーブオイルやごま油などの良質な脂質と一緒に食べると吸収率が向上します。

 

 

蒸し野菜の作り方

蒸し野菜は蒸し器がなくてもOK!


蒸し野菜というと、せいろや蒸し器が必要と思われるかもしれませんが、
蓋つきの鍋があれば大丈夫です。
大さじ3~4杯くらいの水を入れて、ごく弱火で15分~20分くらい蒸すと、蒸し野菜が完成です。
材料は冷蔵庫にある野菜何でも出来ます。20分くらい蒸すとたいていのものは火が入ります。
焦げ付きが心配なら、最初はフライパン蒸しをしてみてはいかがでしょうか?
フライパンに蓋をして、ごく少量の水を入れて蒸します。

蒸し野菜の作り方

①野菜を切る(千切りが食べやすいし、アレンジもしやすい)
野菜は冷蔵庫にあるもの何でも可
②鍋に材料を入れる
③少量の水(大さじ3~4杯ほど)を入れる
④蓋をして、最弱火で20分ほど蒸す
味付けなしでも、野菜から甘みとうま味が出るので、そのまま食べても美味しいです。
お好みで、少量の塩や味噌を加えてもOK

千切り白菜、玉ねぎ、しめじを使ってみました。
鍋に材料の野菜を入れて、少量の水を入れて、
ふたをして弱火で20分間蒸しました。



蒸しあがると、半分くらいに量が減ります。焦げ付きもなく完成しました。

シンプルな蒸し野菜はアレンジが出来る

蒸し野菜は、味付けなしでそのまま食べても美味しいですが、アレンジも簡単に出来ます。

蒸し野菜アレンジ方法
・ポテトサラダ(蒸し野菜+じゃがいも+マヨネーズ)
・あえ物(胡麻和え、鰹節和え、ナムルなど)
・パスタの具
・みそ汁の具
・野菜スープの具など
蒸し野菜をまとめて作っておくと、何にでもアレンジ可能です。

 

蒸し野菜に陰陽バランスをプラスした”重ね煮”

陰陽とは、宇宙のすべての物事を「陰」と「陽」という相反する二つの性質に分類し、そのバランスで世界が成り立っていると考える古代中国の思想です。
食べ物にも陰と陽の性質があり、その組み合わせや食べ方で体調が整うという考え方があります。
食べ物の陰陽とは、食材が持つ「体を温める(陽)」性質と「体を冷やす(陰)」性質のことで、東洋医学やマクロビオティックの考え方に基づき、体質や季節に合わせてバランス良く摂ることで健康を保つという概念です。

重ね煮とは

重ね煮画像砂糖も化学調味料も使わない。
なのに、驚くほどにおいしい重ね煮料理。
それは、本来、野菜が持っている自然の「うまみ」を最大限に引き出してくれる料理法だからです。
根っこや皮やアクさえも、うまみに変えてくれる重ね煮は、まるごと自然のめぐみをいただくために、必要不可欠の方法なのです。

わらの料理法の基本中の基本が、重ね煮です。
野菜本来の自然のうまみを最大限にひきだす調理法です。
素材を一定の順序で、層のようにおナベに重ねていきます。
これに火を加えることによって、 野菜それぞれが持っているそれぞれ違った力が、お互いに影響しあい、うまみを引き出してくれるのです。
この方法だと、砂糖も化学調味料も必要なく、最小限の調味料で驚くほどおいしくなります。
根っこや皮やアクさえもうまみに変えてくれるので、自然のおいしさを丸ごといただくことができるのです。

重ね煮の原則

重ね方の基本原則はこの図の通りです。
これを台所に貼っておけば、いつでもあり合わせの材料を使って 重ね煮ができます。
でも、料理によっては素材の組み合わせで、例外もいろいろあります。

≫重ね煮とわらのくらし


<重ね煮>

<重ね煮のアレンジレシピ>