<体の炎症の何がリスク?>

・炎症が慢性化すると、病気の進行を引き起こす可能性がある
・慢性炎症は心臓、脳、その他の臓器にダメージを与える可能性があり、がん、心臓病、アルツハイマー病、うつ病など、ほぼすべての主要な病気に関与している
・特定の食品や健康状態が炎症を引き起こす可能性がある

炎症は、食べ物の影響を受ける

 

 

炎症に関係がある食べ物

炎症を引き起こす食品のリスト


炎症を引き起こす食品は、ジャンクフードや加工食品と呼ばれるものが多い。慢性炎症は心臓病、 糖尿病、関節炎と関連しています。

赤肉と加工肉 赤身の肉や加工肉には飽和脂肪が多く含まれており、免疫細胞が炎症性タンパク質を血流に放出するよう促す
・ステーキ
・ハンバーガー
・ベーコン
・ソーセージ
砂糖入りの食品および飲料 添加糖分の多い食品や飲料は、体内のインスリン処理に影響を与え、炎症を引き起こします。
これには、甘いデザート、キャンディー、ソフトドリンク、スポーツドリンクが含まれます
精製された炭水化物 体は生きていくために炭水化物を必要としますが、白い小麦粉で作られた精製炭水化物を摂取すると炎症の原因となる可能性があります。
・白いパン
・穀物
・パスタ
・白米
一方、全粒粉ベースの穀物は、より多くの繊維を含み、炎症レベルの低下につながる
加工食品 加工された食品は、化学添加物を含み、免疫系と相互作用し、慢性的な炎症を引き起こす可能性があります。また、慢性疾患のリスク増加にも関連しています
・ポテトチップスやクッキーなどのパッケージ入りスナック
・マーガリン
・電子レンジで調理できる食事
・フレーバーヨーグルト
・トランス脂肪酸が含まれる加工食品
揚げ物 揚げ物は一般的に炎症の引き金となります。
これにはフライドチキン、フライドポテト、ドーナツなどの食品が含まれます。
揚げ物はオメガ6脂肪酸を含む油に浸して調理されることがあり、これによりさらに炎症が促進される可能性があります。

 

炎症を抑えるための食品や飲料


・植物性の食材を多く摂る
・抗酸化物質が多く含まれている食材を摂る

玉ねぎとニンニク 炎症を抑えるのに役立つ強力な抗炎症成分が含まれている
・ニンニクに含まれる化合物は、血流中の炎症を悪化させようとする物質と戦う可能性がある
・タマネギに含まれるフラボノイドのケルセチンは関節炎に関連する炎症活動を軽減する可能性がある
濃い緑色の葉野菜 ケール、ほうれん草、ブロッコリーなど

・濃い緑色の葉野菜に含まれるビタミンEと抗酸化物質は、炎症誘発分子であるサイトカインから体を守るのに役立つ
・ビタミンA、鉄、ビタミンKなどの必須栄養素も豊富に含まれており、特に関節炎の炎症に効果がある

果物 果物に自然に含まれるフラボノイドやポリフェノールなどの抗酸化物質は、抗炎症作用に優れている。ブルーベリー、ラズベリー、イチゴ、アサイー、クランベリーなどのベリー類に特に当てはまる。
これらの果物に含まれる抗酸化物質は、体内で炎症を促進するフリーラジカルを減らすのに役立ち、特定の種類の関節炎を特に防ぐ。
発酵食品 最近、スタンフォード大学から発表された報告によれば、発酵食品を食べ続けることで全身の炎症性マーカーの減少が見られた。10週間にわたり発酵食品を摂るグループと、食物繊維を多く摂るグループに分けて腸内細菌叢の変化について調べたこの研究では、発酵食品を摂ったグループだけ腸内細菌叢の種類が増えていた。
さらに炎症性細胞の活性や炎症性マーカーが低下していた。つまり炎症が抑えられていたことが推測できる。
ナッツ ・クルミはα-リノレン酸の優れた供給源です
・アーモンドには動脈の炎症を軽減するALAという成分が含まれている。
さらに、アーモンドは血流中の脂肪酸のバランスを改善し、炎症や心臓病のリスクを軽減することが分かっている
ココアとダークチョコレート ・ココアとダークチョコレートに含まれる天然ポリフェノールは、炎症から体を守る。
・フラボノイドは 体内の炎症によるダメージから体を守ることが証明されている。
オメガ3脂肪酸 サーモン、マグロ、アンチョビなどの特定の種類の魚に含まれている
研究では、これが関節炎関連の炎症に効果があることが示されている。
ターメリック クルクミンという物質が炎症を減らす

 

炎症って何?

炎症とは? 熱、痛み、赤み、腫れが組合わさった状態を指す
炎症が起こると? 炎症は、さまざまな体の不調の引き金になります。
すぐに気付かない軽い炎症が長く続くと、
慢性的な体の不調や大きな病気に繋がる可能性もあります。
炎症を防ぐためには? 炎症の原因について知り、日常生活の中で気をつけるのがもっとも効果がある
急性炎症とは? ・発赤、腫脹、疼痛、熱感などの症状がでる
・感染を起こしたり、外傷などのように組織の損傷を負ったときに、
免疫細胞たちが出動して、感染源や有害物質を処理したり組織の修復を行う。
・通常は一定の時間が過ぎると、これらの症状は治まり健康を回復する。
慢性炎症とは? ・病気やケガなどの外部要因がなくても免疫細胞が体内でずっと戦い続ける状態で、エネルギーを消費して疲れやすくなる
・慢性炎症は組織を劣化させ、全身の炎症を増強させ、生活習慣病やがんなどの病気を引き起こす
炎症の兆候は? ・手足の赤み、むくみ、発疹、腫れ
・疲労、体重増加、関節や筋肉の痛み、頭痛、胃腸障害
・風邪やインフルエンザにかかりやすくなり、治りにくい
炎症を予防するには? ・運動をする
・食べ過ぎない
・食事の内容に注意する
炎症とストレスは関係ある? ・最近の研究で、『ストレスを受けるとその生体内で、炎症を起こす物質が発生する』ということが分かってきた。
・身内の不幸などの心理的なストレスが「炎症」の原因になる、という研究結果もある

 

<慢性炎症のリスク>
・加工食品は、慢性炎症の原因となる
・慢性炎症は心臓、脳、その他の臓器にダメージを与える可能性があり、がん、心臓病、アルツハイマー病、うつ病など、ほぼすべての主要な病気に関与している