【SOC(首尾一貫感覚)スコア】SOCが高いと困難やストレスに強い!

同じ困難な状況でも、ストレスを感じやすい人、あまり感じにくい人がいて、
その違いは考え方の癖にありそうです。
ストレス処理能力を測るのに、SOCという概念があり、
この点数が高いほどストレス処理能力が高いといわれています。
SOCスコアを計って、ストレス耐性を判定!
・首尾一貫感覚(SOC)は、ストレスに柔軟に対応できる能力のこと!
・SOCスコアは13項目の合計点で算出し、91点満点中54-58点が一般的な平均とされる。
・SOCスコアが分かることで、ストレス耐性の強さが客観的に分かり、自分の生き方や向き不向きの指標となる!
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<SOCスコア(ストレス対処能力測定)> あなたの人生に対する感じ方について伺います。下記の 13 の質問に対して、あなたの感じ方をもっともよく表してしている段階の番号にひとつだけ○をつけてください。 ① あなたは、自分の周りで起こっていることがどうでもいい、という気持ちになることがありますか? ② あなたは、これまでに、よく知っていると思っていた人の、思わぬ行動に驚かされたことがありますか? ③ あなたは、あてにしていた人にがっかりさせられたことがありますか? ④ 今まで、あなたの人生には、明確な目標や目的が、 ⑤ あなたは、不当な扱いを受けているという気持ちになることがありますか? ⑥ あなたは、不慣れな状況にいると感じ、どうすればよいかわからない、と感じることがありますか? ⑦ あなたが毎日していることは、 ⑧ あなたは、気持ちや考えが非常に混乱することがありますか? ⑨ あなたは、本当なら感じたくないような感情を抱いてしまうことがありますか? ⑩ どんなに強い人でさえ、ときには「自分はダメな人間だ」と感じることがあるものです。あなたは、これまで、「自分はダメな人間だ」と感じたことがありますか? ⑪ 何かが起きたとき、ふつう、あなたは、 ⑫ あなたは、日々の生活で行なっていることにほとんど意味がないと感じることがありますか? ⑬ あなたは、自制心を保つ自信がなくなることがありますか? <採点法> ↓ <診断> この点数が高いほど、ストレス対処能力が高いとされています。 |
SOC(首尾一貫感覚)とは?
SOCを首尾一貫感覚といっても、ピンときませんよね。
もう少し詳しく解説してみましょう。
SOCとは?
SOCは、Sense of Coherence(センス・オブ・コヒーレンス)の略
Sense(センス):感覚
Coherence(コヒーレンス):一貫性
一貫性とは?
・始めから終わりまで同じ一つの方針・考えによっていること
・矛盾がないこと
・筋が通っていること
・自分の人生に対して「納得できている」「腑に落ちている」という「充実した感覚」のこと
・今自分が置かれている状況や今後の成り行きなどを、人生全体を見通して判断できる能力
SOCの提唱者:医療社会学者のアーロン・アントノフスキー
アントノフキー氏は、第二次世界大戦でナチスドイツの強制収容所に入れられた人たちの、その後の心身の健康状態を研究しました。
研究を通じて、SOCが高い人は極限状態を経験しても、その後の人生を健やかに過ごせていることに気づきました。
SOC(首尾一貫感覚)が高いと困難やストレスに強い
| 現実把握感 (わかる感) |
「自分の置かれている状況を理解できている、 または今後の状況がある程度予測できる」と感じられること |
|---|---|
| 処理可能感 (できる感) |
大丈夫なんとかなる できる感とは、ストレスをもたらす出来事に対して、自分にはそれを処理するために必要な人やモノ、考え方などがあるから、「なんとかなる」「なんとかやっていける」と感じられること |
| 有意味感 (やるぞ感) |
つらいことや大変なことがあっても、 「これは私にとっての挑戦だ」「これを乗り越えることは人生に必要なことだ」と感じられること |
・「わかる感」「できる感」「やるぞ感」この3つがあれば、人生なんとかなります。
首尾一貫感覚は先天的なものではなく、後天的に高められる感覚だということです。
逆に、人が過剰なストレスに苛まれているときは、この3つの感覚が低くなってしまっているケースが多いと考えられます。
・なんでこんな目にあうの?
・もう、どうにもらない
・こんな人生に何の意味もない、早く終わらせたい
SOCスコアを上げ、ストレスに強くなるには?
SOCスコアの高得点値を文字にすると、下記のようになります。
①社会や自分の周りで起こっていることに関心を持つ
②人は思わぬ行動をするものだと知っておく
③人をあてにしない
④人生に明確な目標や目的を持つ
⑤不当な扱いを受けてるという思いをもたない
⑥不慣れな状況におかれても、落ち着く
⑦毎日に喜びと満足を感じる
⑧気持ちや考えが安定している
⑨マイナス感情をいつまでも引きずらない
⑩自分をダメな人間と感じないこと
⑪何か起きたとき深刻にならない、または過少に評価しない
⑫日々の生活に意味を見出す
⑬自制心を持つ
以上のようなことを心がけて行動すれば、ストレスに強くなり、
困難な状況になった時でも、うまく対処することが出来るかもしれませんね。
| なぜこんなにつらいのか――。
現代は、多くの人々が日常的にストレスを抱え、生きにくさを感じ、先行きに不安を抱いている。 医療社会学者のA・アントノフスキー博士が提唱したこの能力は、もともとユダヤ人強制収容所での過酷な収容体験を乗り越えた女性たちに共通していた、次の「3つの感覚」から構成される。 ◆把握可能感=「だいたいわかった」 これらの感覚は後天的に高められるものであり、何か問題に直面した場合、その原因を「3つの感覚」から分析できるという。理不尽な世の中を生きる”究極のヒント”を、文理シナジー学会学術奨励賞を受賞した気鋭の研究者が平易な言葉で解説する。 |